20260602

第1回セミナーアンケート回答

2026.6.12

セミナー・意見交換会
アンケート集計・分析報告書

全体満足度(定量評価)
回収したアンケート(全12枚)における満足度の集計結果です。
(※12枚中1枚は満足度チェック欄が空欄のため、11名分の集計結果となります)

大変満足: 0名(0.0%)
満足: 11名(91.7%)
普通: 1名(8.3%)
やや不満: 0名(0.0%)
不満: 0名(0.0%)
全体として9割以上が「満足」と回答しており、企画・テーマへの関心と評価は非常に高い水準を維持しています。

各設問の要約(サマリー)
記述量の多い2番から4番の設問について、12枚の傾向を要約しました。

【2. 印象に残ったこと・気づき】の要
・技術と実装への関心: 宇宙データの有効性やデジタルツインによる「除排雪の最適解」、ダブルマルトラックの実証実験、投資の方向性に肯定的な意見が多数寄せられました。
・コストと効率化への気づき: 想像以上に見えないコスト(予算)が使われていることや、無駄な出動、除雪だけでなく「排雪」こそが大きな課題であるという点に気づきが集まりました。
・マインドセットと連携: テクノロジーの進化と同じくらい「市民側のマインドのアップデート(理解や諦め)」が必要であること、また「実動×情報×啓発」の3つを連携させる重要性に強い共感が示されました。

【3. テーマや地域の課題について】の要約
・都市構造と環境の限界: 道路幅の狭さ、住宅地や都市部に「雪を置く余白」がないこと、地区ごとの降雪量の差が課題として挙げられました。
・市民の負担と不満: 大雪による公共交通機関への不信、生活の移動難、住民の不満の傾向や、日中に「体力のない高齢者」が除雪を担わざるを得ない世代間ギャップへの懸念が示されました。
・現場目線とデータ活用への期待: 実際の現場(土建業者)とどこまで対話ができているのかという懸念、GPSだけでは解決できない限界、シミュレーションによる適切なリソース配分や省力化への期待が寄せられました。

【4. 今後話し合いたいテーマ・期待する企画】の要約
・シミュレーションと実装: 具体的な「シミュレーションモデル」を用いた議論や、新しいテクノロジー・運用の改定を実際に「実装・トライアル」してみる企画への期待が高まっています。
・具体的なデータと運用の深掘り: 300億円の具体的な費用内訳、役所に寄せられるクレームやストレスの分類、ドカ雪時に高速道路以外でも「車両進入禁止」にするような強い運用の是非が挙げられました。
・人手不足と持続可能性: 冬期に偏る仕事(繁閑差)や人手不足への対策、除雪が効率化された後にこれまで関わっていた人(オペレーター等)の高齢化社会における支援策についての議論が求められています。

アンケート記述内容の全文テキスト(全13枚

【1枚目】
・2. 印象・気づき・共感:
除雪に関する様々な課題。
ゾーン分けがあって越境できない。
除雪と渋滞の関係。
・3. 地域の課題・日頃感じていること:
除雪が難しくなっている本当の問題とは。
降雪量、期間ともに縮小している?
都市部の空き地がなくなっている?
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: 本当に宇宙(衛星等)を活用できる場面があるか。
・5. 運営についてお気づきの点: (空欄)


【2枚目】
・2. 印象・気づき・共感: 除雪よりも排雪が課題だということを、恥ずかしながら初めて知りました。(うちのまわりでは排雪しないので)排雪だけならかなりハードルが下がる印象です。
・3. 地域の課題・日頃感じていること: どうして札幌の都市図にこだわるのか正直わかりません。札幌をまるまる南部(※文脈上、別のエリア等の意)にうつせば解決するのではないか。また、そもそも道路や住宅地に「余白」がないから大変なことになる。
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: 観光業への活用。
・5. 運営についてお気づきの点: 13時開始だとずっと思っていました。変更したのであればその連絡がほしかったです。


【3枚目】
・2. 印象・気づき・共感:
自分が思っている以上にお金が使われていたことが印象的でした。
今後も雪の問題は避けられないため、今から議論を進めていくことが重要だと感じました。
・3. 地域の課題・日頃感じていること:
今年2月に骨折をしたので人ごとではないと感じています。
新しい技術で課題の解決をできることを願っています。
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: (空欄)
・5. 運営についてお気づきの点: (空欄)


【4枚目】
・2. 印象・気づき・共感:
テクノロジーの進化だけで解決はできない。
市民のマインドの変化も必要。
・3. 地域の課題・日頃感じていること: 現場で作業する土建屋等とはどこまで話をしているのか?
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: テクノロジーや運用の改定を実装・トライアルしてみる。
・5. 運営についてお気づきの点: (空欄)


【5枚目】
・2. 印象・気づき・共感: 今後10年経った時の状況を先回りして考えるのはとても重要と考えています。他方、市民の理解がムツカシイので課題として考えると良いかと思いました。
・3. 地域の課題・日頃感じていること: GPSだけでは解決できない点もあるかなと思いました。
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画:
300億の具体的な費用の内訳。
役所の人のストレス、クレームの分類。
・5. 運営についてお気づきの点: (空欄)


【6枚目】
・2. 印象・気づき・共感: (空欄)
・3. 地域の課題・日頃感じていること: 札幌が次世代の世界の雪国を引っ張るモデル設定をしていくこと。多くの市民にも知ってもらうことの大切さ。
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: 車ごと生活道路も区によって一斉にことなる(手配と原則)。
・5. 運営についてお気づきの点: (空欄)


【7枚目】
・2. 印象・気づき・共感:
新しい技術、投資に力を入れていく点はとても良い方向と感じます。
札幌市で、特に力を入れている(導入を推進している)技術等があれば知りたい。
・3. 地域の課題・日頃感じていること:
道路幅のせまさ。
住民満足度はレベルダウンしても理解が必要とありましたが、住民側からの不満で最も多いものは何ですか。
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: (空欄)
・5. 運営についてお気づきの点: (空欄)

【8枚目】
・2. 印象・気づき・共感:
運搬排雪が大変。
ダブルマルトラックの実証。
・3. 地域の課題・日頃感じていること: 交通手段が少なくなり、移動が大変。↓ 大雪は「公共機関の不信」を感じる(をきっかけに)。
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: 除雪が効率化された後、それに今まで関わっていた人の支援など(高齢化社会への備えなど)。
・5. 運営についてお気づきの点: 特になし。

【9枚目】
・2. 印象・気づき・共感: 除排雪の効率的な実行の為には、デジタル・テクノロジーの進化・活用が必要、一方で市民マインドのアップデートも必要という点は、確かに必要と気付かされた。
・3. 地域の課題・日頃感じていること: 高速以外でもドカ雪時に一時的に車両進入禁止にするまでの処置を取っても良いのでは?
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: 年間の繁閑差(冬の除排雪時期だけ仕事がある)人手不足に対して何か出来ないか。
・5. 運営についてお気づきの点: 特になし。

【10枚目】
・2. 印象・気づき・共感:
宇宙からのデータ取りは、非常に有効であると感じた。
一方、それをどう作業に活用できるのか、かなりハードルの高い部分もあると感じた。
・3. 地域の課題・日頃感じていること: 除排雪は将来的には、省力化・ローコスト化が理想であるが、かなりの時間、課題がある。
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: (空欄)
・5. 運営についてお気づきの点: (空欄)

【11枚目】
・2. 印象・気づき・共感: 無駄な出動というのは、どのくらい来る(※発生する)のかが気になりました。
・3. 地域の課題・日頃感じていること: 体力のある年代は働きに出ていたり学校に行ったり、日頃家にいる高齢の方が除雪をしていることが多いと思います。本来であれば体力がある年代が除雪できれば。
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: (空欄)
・5. 運営についてお気づきの点: (空欄)

【12枚目】
・2. 印象・気づき・共感: 札幌市デジタルツインによる「除排雪の最適解」について、現状どこの地区でどれだけ車両が作業しているのか把握しているのか気になりました。
・3. 地域の課題・日頃感じていること: 昨年の大雪で除排雪作業が大変だったと思いますが、業者さん毎や地区によって降雪量が違うと思うので、リソース配分をできると良いのかと思いました。
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: シュミレーションモデル等を話し合ってみたい。
・5. 運営についてお気づきの点: (空欄)

【13枚目】
・2. 印象・気づき・共感: 実動と情報、啓発の3つの連携の必要性については凄く共感いたしました。
・3. 地域の課題・日頃感じていること: 作業員の少なさと予算の所で、排雪が間に合っていない点、実感しております。シミュレーションは重要だとも思います。
・4. 今後話し合いたいテーマ・企画: (空欄)
・5. 運営についてお気づきの点: (空欄)

  1. 課題と今後のアプローチ分析(総括)
    集まった声を俯瞰し、今後のプロジェクト展開や施策に繋がる重要なアプローチをまとめました。

(1) デジタルツイン・シミュレーションの「実装レベル」への関心
・データの見える化とリソース配分:「現状どこの地区でどれだけ車両が作業しているか(12枚目)」「業者や地区による降雪量に応じたリソース配分(12枚目)」など、デジタルツインを活用した具体的な最適化手法に強い関心が寄せられています。
・無駄の排除:「無駄な出動はどのくらいあるのか(11枚目)」という問いもあり、シミュレーションモデル(12、13枚目)を通じてこれらをどう解決できるか、一歩踏み込んだ説明が次回以降求められます。

(2) 「実動×情報×啓発」の3軸連携と市民の巻き込み
・啓発への強い共感:「実動と情報、啓発の3つの連携(13枚目)」への共感や、「テクノロジーの進化だけでなく市民マインドの変化が必要(4、9枚目)」という意見が一致しています。単にスマート技術を導入するだけでなく、市民側に「どうやって納得してもらうか(情報提供と啓発)」がプロジェクトの成否を分けるという認識が共有されています。

(3) 担い手の超高齢化と社会構造の課題
・雪かきの世代間ギャップ:「体力のある現役世代が不在で、日中家にいる高齢者が除雪を担っている現実(11枚目)」への指摘は、地域コミュニティ維持における生々しい課題です。「人手不足・繁閑差(9枚目)」「除雪オペレーターの引退後の支援(8枚目)」も含め、技術だけでなく「人」の持続可能性への議論が必要です。

(4) 今後のアクション・コンテンツへの反映
・シミュレーション・トライアルの可視化:多くの参加者が「シミュレーションモデルの共有(12枚目)」や「実装・トライアル(4枚目)」を期待しています。次回は、スマートスノーシティが目指す「最適化された未来の除雪ルートやリソース配分」のデモ映像やモックを見せることで、さらなる満足度の引き上げが期待できます。
・運営のアナウンス強化:時間の変更に関するアナウンス漏れ(2枚目)を防ぐため、次回以降の集客・案内プロセスにおけるリマインド体制の徹底が必要です。